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革新的な半導体センサーベースの顕微観察装置の開発・製造を行う株式会社IDDKが北洋SDGs推進2号ファンドを通じて997万円の資金調達を実施

独自技術である半導体センサーベースの顕微観察技術MIDを活用した宇宙バイオ実験サービス事業を展開する株式会社IDDK(代表取締役 上野宗一郎、本社:東京都江東区、以下IDDK)は、2024年9月20日付で株式会社北洋銀行、株式会社北海道二十一世紀総合研究所の「北洋SDGs推進2号ファンド(北洋SDGs推進2号投資事業有限責任組合)」を通じて997万円の資金調達を実施いたしました。今後、各機関との連携を深め、MID技術の活用や宇宙バイオ実験サービスの展開を行います。今回の資金調達を活用し、次世代MIDの開発や体制強化を図る計画です。

資金調達の背景
IDDKは、光学技術と半導体技術の融合により従来の顕微鏡とは全く異なる原理の革新的な顕微観察技術MID(マイクロイメージングデバイス)の開発に成功し、このMIDをコア技術としたオートメーション宇宙バイオ実験装置の開発を進めています。

日本初民間主導の人工衛星を利用した地球低軌道宇宙バイオ実験プラットフォームの構築を目指し、2024年度末には実証実験、2025年からはサービスを開始し、「いつでも」「どこでも」「だれでも」使える顕微観察技術MIDを微小重力などの特殊環境の「宇宙でも」あらゆる顧客に対してサービス提供します。また、2030年の国際宇宙ステーション(ISS)退役を見据えた商業宇宙ステーションプラットフォームも視野に、宇宙空間におけるバイオ実験を中心に新たな宇宙利用の顧客開拓・市場拡大を目指します。

代表取締役CEO 上野宗一郎より
当社は、”いつでも、どこでも、だれでも、使える顕微観察技術を通し、世界中の人々のより良い未来のための一助となる”という基本理念のもと、ワンチップ顕微観察装置マイクロイメージングデバイス(MID)技術の普及に取り組んでまいりました。その重要な応用先として、宇宙バイオ実験事業を手掛けています。宇宙バイオ実験事業のミッションは、「宇宙バイオ実験の民営化により、地上での研究だけでは解決できない人類課題に対してイノベーションを生みだす場を提供する」というものです。この度の資金調達は、当社の宇宙バイオ実験事業の発展に向けて組織体制を強化し、世界に先駆けてMID技術を発展させるために行うものです。宇宙という新たなフィールドでの発見や技術開発を通じて地上の発展に貢献するとともに、人類が宇宙で豊かに生活するための実験や研究を支えるインフラの一部となることを目指しています。
現在、宇宙機の開発は当社北海道拠点を中心に行っており、地元の企業にサポート頂き、開発を進めています。
今回北洋銀行様および北海道二十一世紀総合研究所様との連携を通して、開発力の拡充を行う予定です。
当社の技術をより広く世界に広げていくことで、より良い未来に貢献してまいります。

株式会社IDDKについて
【会社概要】
社名:株式会社IDDK
本社所在地:東京都江東区富岡1-12-8 アサヒビル309
代表取締役:上野 宗一郎
事業内容:顕微観察装置の研究・開発・製造・販売、顕微観察周辺技術の開発・製造・販売
設立: 2017年6月
HP:https://iddk.co.jp

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