無人でも自動で作動する宇宙バイオ実験装置「Micro Bio Space LAB(MBS-LAB)」のトライアルミッション「MBSLAB-ZERO」を、地球低軌道で稼働させる実証実験を実施します。ドイツの宇宙スタートアップであるATMOS Space Cargo社(以下、ATMOS)との共同ミッションとしてATMOSのPHOENIX CapsuleにMBS-LABを搭載し、2025年4月22日AM9:48(日本時間)にSpaceX のFalcon 9ロケットでケープカナベラからの打ち上げ予定になります。ただし、天候条件等によって延期される場合がございます。
IDDKの顕微観察技術であるMicro Imaging Device (MID)技術を搭載した実験ユニットで宇宙(地球低軌道上)での顕微観察を含めた機能動作実証試験を行うことで、人工衛星を活用した宇宙バイオ実験の実現可能性を検証し、宇宙環境を活用した創薬、アンチエイジングなど様々なライフサイエンス分野の研究を後押しすることで、軌道上ライフサイエンス研究の新時代を切り開くことを目指します。
また、この実証実験は2024年CAMPFIREで行われたクラウドファンディングの支援を受けて実施されます。
ATMOS社プレスリリース:https://atmos-space-cargo.com/milestones/first-mission-update-phoenix-1-protoflight/
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